フランス人から学んだこと

フランスで約一年生活して、フランス人から学んだこと。

「他人の目を気にしない」

流行を追わない。レジで後ろに長い列ができていても気にしない。
良くも悪くも、自分は自分。
でもこれを覚えておくだけで、随分楽に生きられる気がします。

「助けるときも助けられるときも遠慮しない」

困っている人がいれば、迷わず手を貸す。
助けてもらったら、恐縮してすみません、ではなく、ありがとう!と言えばいい。
こんな簡単なことなのに、目から鱗でした。

「お店の人にも挨拶」

お店に入ったとき、お会計のときにまずBonjour!
会計が終わったら、ありがとう、良い一日を、さようなら。
日本ではあまりしないけど、人と人とのやりとりだから、よく考えたら普通のこと。

「色を楽しむ」

特に春、夏はカラフルな色を身につけていることが多いフランス人。
街にあふれる花を見ても、その色彩感覚の豊かさに驚かされます。そういえば、幼稚園で色の授業もありました。

「C’est la vie」

直訳すると「それも人生」か。
仕事が忙しい、ストがある、デモがある、バスが故障する、荷物が届かない...まぁでもC’est la vie.そんなこともあるよね、と。

日本語でなんていうのかとフランス人に聞かれたけど、いい言葉が浮かびませんでした。
最も近いのは、しょうがない、かもしれないけど、それよりもう少しポジティブな、明るい感じがします。

何か大変なことがあったり、思い通りにいかないことがあっても、C’est la vie と笑って前を向ければいいな。
フランス人のように。

あまおと

ライター、塩井典子のブログ。 一年滞在したフランス・ストラスブールの記録、ライターの仕事のこと、 子育てのことなど。

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