2020.07.16 07:31暮らしの中にある仕事ずっと、仕事とプライベートは分けたいと思っていました。自宅で仕事をしているので、どうしても家族で過ごす時間に仕事が浸食してくることがあって、それが少しだけストレスでした。でも最近、そこに神経を使わなくてもいいのかなぁと思うようになりました。先日オンラインでの打ち合わせがあったのですが、途中で子どもが画面に入ってきてしまったのです。でも相手の方が、「あ、こんにちはー」と挨拶してくれて「うちの会社も子育て中の人いますよー」と。なんだかそのとき、あ、こうなっても大丈夫なんだ、と安心したのを覚えています。もちろん、取材など限られた時間でしっかり成果を出さなければいけないときは、子どもを預かってもらうなど、配慮しなければいけないと思います。ただ、そうでなければ、...
2020.07.10 09:11再会最初に就職した会社を、最近久しぶりに訪れました。約8年ぶりに、以前一緒に働いていた人達に会うことができました。お世話になった上司が引退するとのことで、メッセージを送ったのがきっかけでした。会社にいる間、苦労もしたし、不満に思うこともたくさんあったけれど、今の自分がいるのは間違いなく、この会社のおかげです。初めてライターという肩書をもらって仕事した場所であり、お客さんとのやりとり、スケジュール管理、プレゼンなどなど…社会人として「仕事」に向き合った場所でした。会社を辞めることになって、色々な見送りの言葉をいただいたとき、心から頑張ろうと思いました。この会社の人達にいつか、「頑張ってるな」と認めてもらえるくらい、頑張ろうと。今また再会できて、もしかしたらま...
2020.07.07 08:22本に浸る気圧の影響を受け、どんよりと過ごしています。仕事がひと段落し、こんな時こそ何か自分ができることをするといいのかもしれませんが、そんな気分にもなれずにのんびりしています。なかなか動く気になれないときは、本を読みます。ネットサーフィンも好きだけど、だんだん目と頭が疲れてくるので、本の世界にどっぷり浸ります。今読んでいるのは、北方健三の「水滸伝」。もっと早く読んでいれば良かった…。未だにそういう本にたまに出合います。長編だけど、早く読み切りたい。長編小説を読んだら、須賀敦子や向田邦子のエッセイを読みたい。私は文章に支えられています。自分の核であるものを、仕事にできて良かった、と思います。