サンマロ

モンサンミッシェルからレンヌへ戻る途中、サンマロという港町に立ち寄りました。

この近くに、牡蠣の有名な産地、カンカルもあり、どちらにするか迷ったのですが…。

牡蠣を食べたいのは私だけ…ということで、もう少し見所のありそうなサンマロに。

ガイドブックにもあまり大きく載っていなかったので、どんな所なのかよく分からずに

行ってみましたが、とても魅力的な町でした!

この日は、たまたまヨット関係のイベントが開かれていて、人がいっぱいでした。



海賊の町と呼ばれるサンマロ。

17世紀、フランス国王公認の(!)海賊たちが活躍し、栄えたという町です。

この城壁の向こう側に、旧市街地が広がっています。


城壁の中に一歩足を踏み入れると、飲食店や土産物屋がずらり。

とりあえずお昼がまだだったので、ブルターニュ地方の名物、ガレットをふたたび頂くことに。

ボリュームたっぷり、香ばしくて美味しいガレットでした。

フランスで外食すると、大抵値段が高く、時間もかかるのですが、ガレットだとリーズナブルにさくっと食べられるのが嬉しい。


海辺の町ということで、とにかく風が強く、寒いです。

でも色んなお店が並んでいるので、本当に見飽きない。時間がなくてゆっくり回れなかったのが悔やまれます。


名物のクイニー・アマン。あまりに寒くて店の中で食べたかったので、このお店では買わず、カフェに入って注文しました。

私の印象は、甘-いクロワッサンをぎゅぎゅっとケーキにした感じ。

ブルターニュのお菓子は、バターの風味が強くでどれも美味しいです。

港町らしく、新鮮なシーフードを売るお店があったり。

ストラスブールでは見かけない光景なので、つい写真を撮ってしまいます。

他にも、海をモチーフにしたお洒落な雑貨屋さん、服屋さん、などなど

気になるお店が本当にたくさんありました。

1日うろうろしてもいいくらい。

海賊の恰好をしている人や、海賊モチーフの看板も見かけました。


私達はまったく予備知識なく、ふらりと訪れてしまいましたが、

ブルターニュ地方へ行く人にはぜひおすすめしたい、素敵な場所でした。

あまおと

ライター、塩井典子のブログ。 一年滞在したフランス・ストラスブールの記録、ライターの仕事のこと、 子育てのことなど。

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