リバースカルチャーショック?

外国に長く滞在していた人が、日本に本帰国してから日本の生活に違和感を感じることを、リバースカルチャーショックというそうです。

外国で生活していたときに「日本だったらこうなのに」「日本の快適な暮らしに戻りたい」という憧れがあった人ほど、その反動が大きいそう。

私たちは一年フランスで暮らしていただけですが、日本に帰ってきて、あれ?と思うことがあります。

お店の人が目を見てくれないとか、基本的に他人と関わらないようにしている日本人の姿勢とか。

今までさほど気に留めていなかったことが、なんで日本はこうなんだろう?フランスならこうなのに、と思ったりしています。

私が読んだ記事では、特に日本はリバースカルチャーショックが起こりやすい国だということでした。

決まり事が多く、狭いコミュニティの中で周りに馴染みながら生きていかなければいけない。

日本に帰ってきて、改めて日本の良さを実感する、というよりは、もっとこうしたらいいのに、と思う部分があったのは、自分でも驚きでした。

ただプラスに捉えるなら、それは自分の視野が広がった結果だと思うのです。フランスで生活したことで、今まで気づけなかったことに気づくことができた。それだけでも大きな収穫です。

これから日本で暮らしていくにあたり、不満を言うことはやめて、こうしたい!と思うことがあれば自分から動こうと決めました。

お店の人が目を見てくれないなら、自分がまずしっかり目を見て話す姿勢を見せよう。
挨拶してもらえないなら、自分がまず挨拶しよう。誰かが困っていたら迷わず手を貸そう。

以前の記事で書いた、フランス人から学んだことを日本の暮らしの中で生かせたら、きっと人生がもっと豊かになると思うのです。

あまおと

ライター、塩井典子のブログ。 一年滞在したフランス・ストラスブールの記録、ライターの仕事のこと、 子育てのことなど。

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