子ども達の記憶が新しいうちに、フランス語を習ってみたらどうかな?とずっと考えていました。
フランス語より英語を習うべき?今後使う機会がある?
と色々考えましたが、ひとまず体験だけでも行ってみようということで、申し込み。
幼稚園児クラスは空きが無いということで、小学生の息子だけ行くことにしました。
その体験レッスンの様子を書きたかったのですが...
実は当日、息子が行くことを激しく拒絶したため、教室の前まで行って、結局諦めることに。
普段聞き分けのよい彼にしては珍しい出来事で、後で理由を聞いてみると「フランス語は難しいから」と。
現地の幼稚園に通い、フランス人のクラスメイトと遊び、日本に帰ってからも、たまにフランス語を喋っていた子ども達。
親からすると、フランス語を習うのにそれほど抵抗感は無いだろうと思ったのですが、どうやらそれは間違いだったようです。
幼稚園でお友達や先生の話していることが一人だけ分からない、みんなについていけない、という、フランス語が分からないことに対するコンプレックスが彼の中にはあったのでしょう。
何事もなくフランスの幼稚園に通っているように見えた息子ですが、外国人という立場で子どもなりに苦労して、ストレスを感じていたのだと思います。
フランス語の教室と聞いて、その時の気持ちがよみがえったのかもしれません。
頑なに教室に入ろうとしなかった息子を叱ってしまった自分に反省。
またいつか、フランス語やってみたいと思ってくれたらいいな、と、無理強いはしないことにしました。
それからこれからも、親として正論を振りかざす前に、まず子どもの声に耳を傾けようと思ったのでした。
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