2017.12.13 07:05怒らない子育て最近、こういう言葉をよく見るのだが。「怒らない」って本当に難しい。子どもが産まれるまで、自分がこんなに怒る人間だと知らなかった。怒らないようにしよう、と心に決めるのだけど、些細なことでかっかとしてしまう。もちろん、全く怒らないことがいいというわけではなくて、必要なことはわかるように伝えなければいけないし、厳しく言わなければいけないときもあるんだけど、イライラせず、感情的にならず、「伝える」にはどうすればいいんだろう。要は、「怒る」と「叱る」の違いなのかな。日々模索中。ひどく怒ってしまうことがあっても、寝顔を見て「ごめんね」って言えればいい。ネットでそんな記事を見つけて、少しだけ救われる。涙が出そうになるときもあるけど、自分を責めても辛くなるだけだから、...
2017.12.11 03:28自信の波何でもやれる!という無敵な気分になるときと、自分には何もできないんじゃないか、と弱気になるときが交互に訪れる。フリーランスになってから、特にそう。会社にいれば、座っているだけで仕事が来るのだけど、自宅にいると、当然何もしなければ、何も来ないわけで。ひとつ終わったら、また次へ。自分でどんどん動いていかなければいけないというのは、想像以上に労力がいる。きっともっと仕事を積み重ねて、実績が増えれば、頼まれる仕事も増えていくのだろうけど。「できるかできないかではなく、やるかやらないか」臆病になりそうになったら、この言葉を思い出す。うだうだ考えていないで、まず、やりたいかどうか。そこを大事にしよう。
2017.12.08 07:26海外で暮らす2018年4月より1年間、フランスで暮らすことが決まりました。子ども2人ももちろん一緒に、家族で海外生活をします。旦那さんは幼少期スペインに1年半ほど滞在していたことがあり、昨年もドイツに1か月滞在していました。私は学生時代、1か月イギリスへ語学研修で行ったことがあるのですが、それ以上長期で海外に住むのは初めて。そして子ども達は、全く初めての海外。どうなるんだろう?と正直想像もつかないのですが。ただ、1年と期間が決まっているので、少し気楽に構えて、せっかくの海外生活を楽しめたらいいなと思っています。一番の気がかりはやはり、子ども(特に上の子)のこと。現地の幼稚園で、言葉が通じない中で、きっと子どもなりにストレスも大きいと思うので、しっかりと見守ってあげ...
2017.12.06 13:12手放すとき何かを手放すのは容易い。でもそれを取り戻すのは難しい。学生の頃からずっと続けていたジャズバンドを、社会人になって辞めようか迷っていたとき、社会人の先輩が言っていた。「大変になるかもしれないけど、一回辞めてしまったらもう再開できないよ」。結局、その言葉を聞いて、バンドは子どもを妊娠するまで続けた。あのとき続けて本当によかったと思っている。大変なんだけど、頑張れば何とか続けられる。本当に頑張ってもどうにもならないとき、手放すかどうかを考えればいい。きっと辞めてしまっていたら、楽器に触らない生活が当たり前になって、そこからまた楽器を始める、というハードルはものすごく高くなったのだろうなと。趣味も、仕事も、人間関係も。手放すことは簡単だけど、もう一度つなぐこと...
2017.12.01 13:11残す責任私はいつも、取材を受けてもらった人にも喜ばれる文章を書きたいと思っている。編集者やディレクターが意図するもの、すなわち読み手に喜ばれる文章、ももちろん大切だけど、それがもし、取材を受けた人の意図に反するものなら、書きたくない。言葉というのは、とても微妙で、ちょっとしたニュアンスで、そこに含まれる意味が違ってしまったり、受け取られ方が違ってしまったり、する。だから、ライターは責任を持たないといけないのだと思う。自分の書く文章に。その人の語った言葉をしっかり聞き、それがどういう意味なのかを、しっかり考える。だから取材中、よく「こういうことですよね?」と聞き返している気がする。私が取材するのは、有名人や芸能人ではなく、一般の人。だからこそ、この取材でしか語ら...