2021.01.25 09:35お知らせしばらくの間、noteにて不定期に記事を更新しています。今後どのような形で続けていくかは未定ですが、読んでいただけると嬉しいです。https://note.com/shmashma
2020.10.07 04:48「こんな日もある」と思えるかちょっとせっぱ詰まっているとき、しんどいなと感じるとき、自分を少し離れたところから見ると、楽になれると思います。目の前にやることが立ちはだかっているように思えるときでも、斜め上に自分を持っていって、そこから見下ろしたら、案外壁は低いのかもしれない。ついイライラしてしまったときも、離れたところから自分を見たら、「疲れてるんだなー」「寝不足だなー」と分析できるかもしれない。ちょっと辛いときに、「まぁこんな日もある」と思えれば、人生は楽になります。絶対に、楽しいときとしんどいときは交互にやってくるのだから。波を無理に乗り越えようとせず、少しだけ波に揺られてみて、どこへ行きつくのか、身を任せてみるのもいいかもしれません。
2020.10.06 01:25書き続けること「良い文章を書くためには、日常の中で何を拾っているかが大事」という話。文章を書き続けるということにも、言えることだと思います。ブログを毎日更新しようと思っても、日常の中で自分に何も引っかかってこなければ、きっと書くことがないからです。そして、ただ「拾う」だけではなくて、拾ったものを手に乗せて、しっかり観察することが大切だと思うのです。なぜそれに心動かされたのか?何が引っかかったのか?裏返したり、中を覗いてみたりして、確かめる。そうすると、拾った「事実」が、読者も共感できる「真実」になるのかなぁと思います。糸井重里さんの「今日のダーリン」を読むと、これがよく分かります。糸井重里さんが「ほぼ日」のトップページに毎日更新するコラムで、毎日書いているとは信じら...
2020.10.01 08:25心打つもの昨日見た映画「ミッドナイトスワン」の余韻を、まだ引きずっています。何だろう…。草彅さん演じる凪沙の表情を思い出すと、未だに涙が出ます。なぜこんなにも人の心を打つのだろう、とずっと考えています。たぶん、あのスクリーンの中に本気で生きている人達がいて、その本気をもろにぶつけられて、心が震えるのではないかと。人に取材をするときも、この人の「本気」が聞けたと思うとき、涙が出そうになります。私が知るのは、その方の人生のほんの一部ではあるけれど、人の「核」のような部分に触れられたと感じるときがあって、そういう言葉を聞いたとき、そしてそれを文章にするとき、心がすごく揺さぶられます。心打つ体験を、できるだけたくさんしたい。
2020.09.30 12:49時間をつくる時間をつくって、映画を一本見てきました。タイトルは「ミッドナイトスワン」。草彅剛さん主演の映画です。もともと草彅さんファンなのもあって、絶対行きたくて。いつもの私ならきっと「でもやることいっぱいあるしなぁ」「そんな時間ないよなぁ」と諦めていたと思うのですが…。先日のライター塾で「良い文章は小手先では書けない。自分が日常で何を拾っているかが大事」ということを聞いて、心を耕す時間をつくろう!と思ったのでした。映画の細かい感想は、ネタバレになるので書きませんが、とにかく余韻の残る作品でした。見終わった後にじんわりと涙が出てくる。そして、先に書いたように私はつよぽんこと草彅さんのファンですが、完全に草彅剛という存在が消えて、「凪沙」という人にしか見えませんでし...
2020.09.29 04:44家族で過ごす時間週末、家族でコテージに1泊してきました。ロフトと蒔ストーブがあるきれいなコテージでした。夕方に着いてバーベキュー。漬け込んだスペアリブやマシュマロ、さつまいもを焼いて、デッキで食べました。夜は温泉に入り、花火もして…曇り空で星は見えなかったけれど、特別な一日になりました。翌日の朝食も、川の音を聞きながら外で。こんな風に家族でお出かけできるの、いつまでだろうと、楽しそうな子ども達を見ていて、つい考えてしまいます。子ども達が大きくなってから旅行することも、もちろんあるだろうけど、きっと今の時期のお出かけとはまた違っているんだろうなと思います。「家族」というこの世界が、子どもにとってとても大きな存在である今と、外にも別の世界があることを知った後と。少し寂しい...
2020.09.25 04:31自分が必要とされる場所昨日の取材後、取材を受けてくださった方から、「否定せず、根気よく聞いてくれて有難かった」とコメントをいただきました。こんな風に言っていただけること、本当に素直に嬉しいです。ライター塾の受講後で、丁寧に聞こうという意識が余計に強かったのかもしれません。以前も書きましたが、感謝されることが目的で仕事をするわけではないけど、やっぱり「ありがとう」と言われると嬉しい。そう言ってもらえる場こそ、自分が必要とされる場所なのだと思います。そういう場を積み重ねていって、そこで力を出せたらいいなと思います。根気よく丁寧に聞き続けること、それをできるだけ良い文章にして届けること。これからも追及していきたいです。そして、必要とされる場があれば、それが仕事になるのだということ...
2020.09.24 07:40その答えの後ろにあるもの2回目のライター塾を受講後、初の取材でした。取材に当たって、一田さんから教わったことは「一つの答えの後ろには、その人の人生が繋がっている」ということ。だから、聞いた答えを受け取ってそのまま流すのではなく、よく噛み締めて、さらに深く掘り下げなければいけないのだと思います。取材は何度もしているはずなのに、毎回とても緊張します。オンラインでも、オフラインでも。それは、毎回新しい人に出会い、新しい人に話を聞くからだと思います。でも、そういう緊張感を持ち続けることが大切なのかなぁ、とも思ったり。当たり前のことですが、一人として同じ人生を歩む人はいなくて、同じ言葉が出てくることもない。それがとても尊いと感じるし、聞く側も心して聞かなければ、と思います。こちらから聞...
2020.09.23 05:58ライター塾セカンドブラッシュアップ講座先日、一田憲子さんが主宰するライター塾、2回目の講座を受講しました。今回はオンラインによる開催で、2回目の受講者限定でした。前回のライター塾で学んだことがあまりに大きく、他の参加者の方との交流や、一田さんと直接お話できたことも、私にとってとても大切な経験だったので、今回も楽しみにしていました。とはいえ、実は迷いもあったのです。ここ最近、自分の中の仕事に対するテンションが、いまいち上がらないなと感じていました。もちろん、依頼を受けた仕事には全力で取り組むのですが、自分から新しい仕事を取りに行こうとか、これから何をやりたいかとか、そこまで考えられずにいたのです。こういう状態で受講して大丈夫かな?とも思いましたが、心のどこかで「このままじゃいけない!受けなか...
2020.07.16 07:31暮らしの中にある仕事ずっと、仕事とプライベートは分けたいと思っていました。自宅で仕事をしているので、どうしても家族で過ごす時間に仕事が浸食してくることがあって、それが少しだけストレスでした。でも最近、そこに神経を使わなくてもいいのかなぁと思うようになりました。先日オンラインでの打ち合わせがあったのですが、途中で子どもが画面に入ってきてしまったのです。でも相手の方が、「あ、こんにちはー」と挨拶してくれて「うちの会社も子育て中の人いますよー」と。なんだかそのとき、あ、こうなっても大丈夫なんだ、と安心したのを覚えています。もちろん、取材など限られた時間でしっかり成果を出さなければいけないときは、子どもを預かってもらうなど、配慮しなければいけないと思います。ただ、そうでなければ、...
2020.07.10 09:11再会最初に就職した会社を、最近久しぶりに訪れました。約8年ぶりに、以前一緒に働いていた人達に会うことができました。お世話になった上司が引退するとのことで、メッセージを送ったのがきっかけでした。会社にいる間、苦労もしたし、不満に思うこともたくさんあったけれど、今の自分がいるのは間違いなく、この会社のおかげです。初めてライターという肩書をもらって仕事した場所であり、お客さんとのやりとり、スケジュール管理、プレゼンなどなど…社会人として「仕事」に向き合った場所でした。会社を辞めることになって、色々な見送りの言葉をいただいたとき、心から頑張ろうと思いました。この会社の人達にいつか、「頑張ってるな」と認めてもらえるくらい、頑張ろうと。今また再会できて、もしかしたらま...
2020.07.07 08:22本に浸る気圧の影響を受け、どんよりと過ごしています。仕事がひと段落し、こんな時こそ何か自分ができることをするといいのかもしれませんが、そんな気分にもなれずにのんびりしています。なかなか動く気になれないときは、本を読みます。ネットサーフィンも好きだけど、だんだん目と頭が疲れてくるので、本の世界にどっぷり浸ります。今読んでいるのは、北方健三の「水滸伝」。もっと早く読んでいれば良かった…。未だにそういう本にたまに出合います。長編だけど、早く読み切りたい。長編小説を読んだら、須賀敦子や向田邦子のエッセイを読みたい。私は文章に支えられています。自分の核であるものを、仕事にできて良かった、と思います。