書き続けること

「良い文章を書くためには、日常の中で何を拾っているかが大事」という話。

文章を書き続けるということにも、言えることだと思います。

ブログを毎日更新しようと思っても、日常の中で自分に何も引っかかってこなければ、きっと書くことがないからです。


そして、ただ「拾う」だけではなくて、拾ったものを手に乗せて、しっかり観察することが大切だと思うのです。

なぜそれに心動かされたのか?何が引っかかったのか?

裏返したり、中を覗いてみたりして、確かめる。

そうすると、拾った「事実」が、読者も共感できる「真実」になるのかなぁと思います。


糸井重里さんの「今日のダーリン」を読むと、これがよく分かります。

糸井重里さんが「ほぼ日」のトップページに毎日更新するコラムで、

毎日書いているとは信じられないほど、いつも「へ~」と思えることが書いてある。

それは、きっと糸井さんがアンテナを張って色んなものをキャッチし、

その中身をしっかりと確かめた(または確かめようとした)うえで、文章にしているからだと思うのです。


毎日毎日、目を見張るようなことは起こらないけれど、毎日何かは必ず起こっています。

その些細な出来事を捕まえられるように、手のひらを広げていようと思います。


あまおと

ライター、塩井典子のブログ。 一年滞在したフランス・ストラスブールの記録、ライターの仕事のこと、 子育てのことなど。

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