大人しいという個性

初めて、息子の授業参観へ行きました。
授業中、みんなが元気に手を挙げる中でも全く手を挙げようとしない息子が気になる。

帰宅してから、そのことを言ってみようかと思ったけれど、そういえば自分も授業で手を挙げるような子どもでは無かったなと思い出しました。

そして、学校でとにかく「手を挙げて!」「元気に挨拶して!」「大きな声で話して!」とか言われるのが本当に嫌でした。
そういうこと全般が苦手だったから。

元気で明るく、ハキハキと。
それはとても良いことだし、そういう子は実際感じがよく、社会に出てもきっと受け入れられることが多いと思うのです。

だけど、もちろんみんながみんなそうできるわけではありません。
それならそれでいいかな、と私は思います。それも一つの個性だと受け止められれば。

挨拶をするとか、返事をするとか、それは人と接するうえで最低限の大切なことだからしっかり教えます。
でも生まれ持った性格はそう簡単に変えられないし、周りの基準に合わせて変える必要もないのでは。

他の子と比べてしまったり、色々周りのことが気になる年ではありますが、親も大らかに生きたいです。
あまおと

あまおと

ライター、塩井典子のブログ。 一年滞在したフランス・ストラスブールの記録、ライターの仕事のこと、 子育てのことなど。

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