休むフランス人と休まない日本人

日本では大型連休が始まりました。
銀行やカード会社からメールがたくさん来たり、テレビはお出かけ情報を流したり、珍しい10連休に、日本中がどことなくそわそわしているようです。

フランスで生活してまず感じたのが、本当に休みが多い!ということ。
特に子ども達は、2週間幼稚園へ行くとすぐにまた2週間休み、というのを繰り返していました。

日本はとても便利で快適な国だと言われますが、それは何処かで一生懸命働いている人たちがいるから。
私たちはその状況に慣れてしまっているように思います。

24時間営業のファミレスやコンビニ、祝日も日曜も開いているスーパー。

フランスは基本、日曜と祝日はお店が閉まるので、その前に買い溜めしておかなくてはいけません。

それは不便と言えば不便ですが、誰も文句を言ったりしません。

メーデーの日には、公共交通機関も止まっていました。

みんな休みたいよね、じゃあみんなで休もう!という感じで、それは日本人からするととても新鮮です。

日本ももう少し、休んでもいいんじゃないかと思います。
みんなでせーので休めば、きっと楽になれるのになぁと。

お店がどこもやっていないので、公園の芝生に寝転んでただただのんびりするフランス人を見ながら、少し羨ましく感じたのでした。

あまおと

ライター、塩井典子のブログ。 一年滞在したフランス・ストラスブールの記録、ライターの仕事のこと、 子育てのことなど。

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