2020.06.23 07:36心を揺さぶるには昨年参加した、一田憲子さんのライター塾の話。一田さんのお家を取材して記事を書く、という課題があったのですが、私の文章を読んで、一田さんがこう質問しました。「塩井さんが、この取材から受け取ったものは何ですか?」色々なインテリア雑誌に取り上げられている一田さんのご自宅は、築40年を超える一軒家で、こだわって集めたという家具も、玄関に飾られた花も、インテリア好きなら思わず「わー」と声を上げてしまうような、素敵なお家なのです。その魅力を何とか文章で伝えようとしましたが、きっと書き手である私の「心揺さぶられた」感じが出ていなかったのだと思います。自分が心動かされていないのに、どんなに言葉を重ねても、読み手の心を動かすことはできない。一田さんが仰りたかったのは、そ...
2020.06.11 04:38完璧だけが正解じゃない自分の働き方を考える中で、以前購入したこの本を手に取りました。以前ライター塾にも参加させていただいた、一田憲子さんの本。改めて読んだら、ぐさぐさと刺さる言葉があって、何度もページをめくる手を止めました。特に目に止まったのは、“「出さない」力は、評価を受けることなく死んでいく。”という言葉。「自分なんてまだまだ」と挑戦せずにいたら、その力は日の目を見ることなく、死んでしまうんだ!と、ぐさっときました。自分は失敗することが怖くて、誰かから「これじゃ駄目」という評価を受けることは、もっと怖い。自分に自信を持つことを目標にしているし、フランスの生活で「人の目を気にしない」ことを学んだはずですが、やっぱり気にしいなので気になるのです。こんな仕事やってみたいなーと...
2020.06.04 06:30動き出した日常6月に入って学校や幼稚園が再開し、5月頃から仕事も入り出し、ようやく生活のリズムが戻ってきました。どこへ行きたいのだろう?何をしたいのだろう?ということを相変わらず考え続けていますが、ひたすらに今の日常を守り続けていくことも、やっぱり大事だなと感じています。やるべきことをやりつつ、目線は前を向いて。間が空いてしまったので、仕事を再開することにちょっと不安があったのですが、久しぶりに頭をフル回転させてコツコツ積み上げ、そして「ありがとう」と感謝の言葉を頂けたことに、嬉しさを感じました。やっぱり仕事のある日常が大切だなと。何でも動き出すときは不安だったり、怖かったり、します。でも、こんなときこそ自分に自信を持って。誰かに憧れるよりも、「自分は自分」を大事に...