2020.09.29 04:44家族で過ごす時間週末、家族でコテージに1泊してきました。ロフトと蒔ストーブがあるきれいなコテージでした。夕方に着いてバーベキュー。漬け込んだスペアリブやマシュマロ、さつまいもを焼いて、デッキで食べました。夜は温泉に入り、花火もして…曇り空で星は見えなかったけれど、特別な一日になりました。翌日の朝食も、川の音を聞きながら外で。こんな風に家族でお出かけできるの、いつまでだろうと、楽しそうな子ども達を見ていて、つい考えてしまいます。子ども達が大きくなってから旅行することも、もちろんあるだろうけど、きっと今の時期のお出かけとはまた違っているんだろうなと思います。「家族」というこの世界が、子どもにとってとても大きな存在である今と、外にも別の世界があることを知った後と。少し寂しい...
2020.03.20 05:45子どもに助けを求めてみる突然の休校、休園を受け、我が家ではしばらく実家を頼りにする日々が続きました。仕事を進めたいけど、子どもがいるから進められない。そんなとき、意外と正直に子ども達に「お願い」すると、分かってくれることもあるのだと気づきました。(分かってくれないことももちろんありますが...)「電話したいから、ちょっと待っててね」「早起きして仕事してるからね」今まで、そんなお願いすらせずに「子どもがいるからできない」と決めつけていたけれど、正直にそう言うと「うん、わかったよー!l」と返してくれるようになりました。ある程度成長したからだと思いますが、一人で頑張ろうと気を張っていた糸が、ふっとゆるんだ気がします。旦那に子ども達を連れ出してもらうこともありますが、「お母さん仕事頑...
2019.11.27 01:48子どもの看病をしながら思ったこと息子が熱を出しました。なかなか良くならなくて、学校を休んでずっと付き添っていました。眠ったかと思ってそばを離れると、「おかあさーん」と辛そうに呼ぶ。本当に大変そうで、そんな息子の様子を見ながら、ふと自分が子どもの頃のことを思い出していました。学校で具合が悪くなったとき、先生にも友達にも言うことができずに(しんどいときにしんどいと言えず、我慢してるような子だった)、ひたすら心の中で「お母さん、お母さん」と呼び掛けていました。子どもにとって、母親は心の支えであって、いちばん頼りになる存在なのではないかと思います(もちろん時には父親であることも)。息子の寝顔を見ながら、この子を守らないといけないなと。子ども達を守ることが、最優先で自分がやるべきことだと考えて...
2018.01.21 14:07おめでとう長男、明日で5歳になります。毎年だけど、もう5歳なんだって事実に、ただただ驚く。お腹の中にいたときから、標準の値よりも身体が小さく、産まれてすぐNICUに入院することになり、その後も1歳半まで定期的に検診を受け、心配しながら、恐々と育ててきた長男。今は、小柄ではあるけど、健康に何の心配もなく、元気いっぱい走り回ってくれていることに、感謝。それだけで、本当は十分なんだけど、親として、日常の中でいろいろな要求をしてしまっている気がする。望むことは、でもほんとうに、自分にとって大切なものを見つけて、健康で幸せな人生を。ただひたすら、それだけです。
2018.01.16 12:41取材の前日明日は取材。旦那は海外出張中。子どもが風邪っぽいので心配で仕方ない。上の子は幼稚園のお迎えにたぶん間に合わないので、同じクラスのママさんにお願いして。下の子は保育園延長。熱なら病児保育のシッターさんを頼むしかない。個人でやっていると代わりになってくれる人がいない。あぁー、なんとか無事終わりますように。そして、子どもが風邪引いているのに仕事の心配をしている自分。。いろいろ、いろいろ考える。記事の方向性がなんとなく自分の中で決まって、取材は楽しみになってきた。いいものを創りたい。久しぶりに印刷物のお仕事です。取材を、もっともっとたくさんしたいと思う。いろんな人に会って、たくさん話を聞きたい。そして、たくさん文章を書きたい。楽しいと思うことがやれるのは、きっ...
2018.01.15 13:27人に頼る子育てをしていると、人に頼らざるを得ないときが結構ある。これも、自分でやってみて初めて分かったこと。長男が生まれてから、仕事に復帰したとき、最初は「親の手はできるだけ借りず、自分たちで何とかしよう!」などと思っていたのだけど、甘かった。例えば子どもが熱を出すと、保育園では預かってもらえない。延長保育のない保育園なら、残業すればもうお迎えに間に合わない。というわけで、結局両祖母にかなり助けてもらいながら仕事をしていた。遅くまで残れないときは、同僚の方にも本当に本当に助けていただいた。仕事で何かできないとき、子どもを理由にするな、という意見をたまに見かけて、ちょっと胸が痛くなる。ごもっともな意見なんだけど、本当に自分の力ではどうにもならないときというのがあ...
2018.01.13 13:302018すごく間が空いてしまった。書きたいことが積もっているので少しずつ。新しい年を迎えたので今年の目標など考えてみる。春からフランスへ行くという一大イベントが待っているので、今年のイメージがまだ漠然としているのが正直なところだけど。仕事に関して。ブログの最初で書いたように、ひとつひとつの仕事をとにかく丁寧に。そして仕事で関わる人たちとの繋がりを大切に。せっかくなら気持ちよく仕事をしたい、と思うので。有難いことに年明けから新しい仕事の依頼をいただき、どきどき、わくわくしている今。いいものを創ろう。そのために力を注ごう。子育てに関して。今年に入ってから「怒る」のをやめたら嘘のように楽になった。放置するというわけではなくて、とにかく感情的にならず、怒りたくなったら...
2017.12.13 07:05怒らない子育て最近、こういう言葉をよく見るのだが。「怒らない」って本当に難しい。子どもが産まれるまで、自分がこんなに怒る人間だと知らなかった。怒らないようにしよう、と心に決めるのだけど、些細なことでかっかとしてしまう。もちろん、全く怒らないことがいいというわけではなくて、必要なことはわかるように伝えなければいけないし、厳しく言わなければいけないときもあるんだけど、イライラせず、感情的にならず、「伝える」にはどうすればいいんだろう。要は、「怒る」と「叱る」の違いなのかな。日々模索中。ひどく怒ってしまうことがあっても、寝顔を見て「ごめんね」って言えればいい。ネットでそんな記事を見つけて、少しだけ救われる。涙が出そうになるときもあるけど、自分を責めても辛くなるだけだから、...
2017.10.28 14:23子どもに向き合う朝、息子が突然言った。「ねえ、お母さん。大人になって、おじいちゃんになって、その後はどうなるの?」真剣な表情。怖いことないよね?お母さんは安心させてくれるよね?と、その瞳が言っている。いつまでもいつまでも、温かく優しいものだけで包んでいてあげたいけど、そうもいかないのだな、と。この子はこれからどんどん大きくなって、きっと悲しいことにも、目を背けたくなることにも出会うのだろう。私は親として、説明しづらいことも、聞かれたくないようなことも、答えなければいけないのだろう。(そしてたぶんいつか、親がすべての答えをくれるわけではない、ということにも気づくのだろう)少なくとも、親として答えを求められる間は、できるだけ誠実に、正直に、向き合って話をしたいと思う。正し...