自分らしく働く

子育てと仕事。葛藤の連続。

息子を保育園に預け、編プロで働いていた頃、仕事も育児も納得いくところまでできない、というジレンマに陥っていた。

原稿書きが終わらない。お迎えの時間が迫る。

あと30分でも残業できたら。

毎日、毎日が切羽詰まっていて、助けてもらうことに、申し訳なさが募る。


家に帰ったら帰ったで、超特急で夕食の準備。

部屋は散らかったまま。簡単なものしか用意できない。


すべてを、完璧にやることは無理なんだなと気づいた期間だった。

フリーになった今も、そういう時間のやりくりは悩みの種で。

上の子は幼稚園なので、見てもらえるのは最長でも17時20分まで。

夕方以降の予定は入れづらい。

そして平日も何かと行事の予定が入る。


しかししかし、そこにストレスを感じ始めると、自分が一番苦しくなるので、

或る意味、割り切るしかないのかな、と。

今は子どもが小さいから、子育ての比重が大きくなるのは仕方ない。

焦るのはやめよう。

もちろん、受けるとなった仕事は迷惑が掛からないよう、精一杯やる。

ただ、受ける前段階で、スケジュールのゆとりを持つこと、無理をしないこと。

バリバリ働こうと、今は思わなくてもいいのかなー、と考えたら少し楽になった。

あまおと

ライター、塩井典子のブログ。 一年滞在したフランス・ストラスブールの記録、ライターの仕事のこと、 子育てのことなど。

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