祖母がずっと読んでいた暮らしの手帖。
大人になって、まさか自分が買うことになるとは思いませんでした。
内容の密度の濃さに、圧倒されるというか、打ちのめされるというか。
どうしたらこういう文章が書けるんだろうと、何度も何度も読みました。
写真やデザインの力も大きいと思いますが、心にぐっと響くような文章を読むと、思わず涙が出ます。
仕事として、そつなくこなす。だけでなく、一歩踏み込んでいいものを創りたい。
自分が書くすべてのものに、そういう気持ちで向き合いたいです。
そのためには、書く技術だけでなく、インタビューの力も磨いていかなければと思います。
ライター講座で聞いたことで、印象に残っていることがあります。「文章は、書かない部分によって支えられている」
何を取捨選択するか。聞いたことの中から、何を導き出すか。
世の中にある良い文章は、そういう余白から生まれているのだと思います。
まだまだ試行錯誤の日々。水をごくごく飲むように、良い文章にたくさん触れたいです。
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