2018.08.24 08:49旅がくれたもの日本から義両親が来てくれて、ロレーヌのナンシー、アルザスのリクヴィル、エギスハイム、そしてフランスを出てスイスへと、お出かけ三昧の日々を満喫しました。旅のレポートはゆっくりゆっくりアップするとして。日常が戻ってきた今、いかにこの日常を楽しむか、ということを考えています。というよりも、日常を楽しむって何だろうと、ふと思ったり。仕事もせず家にいる今、どうしても日々は単調になりがちで、たまにそんな毎日が窮屈に感じるのです。日常を楽しむって、たぶん、日々の中に転がっているささやかな幸せを、見逃さずに拾い集めるようなことじゃないかと。子どもたちの笑顔、声、丁寧に作った料理の味、きれいに片付けた部屋、お気に入りの洋服、読書に没頭する時間。ひとつひとつ、何でもないよ...
2018.08.10 19:36旬の果物アルザス、ロレーヌ地方の名産品であるミラベル。すももの一種だそうです。小粒で、皮ごと食べられます。食べ方は、そのまま食べたり、タルトやジャムにしたり、料理に使ったりするそう。収穫できる時期がとても短いので、みんな今だけの恵みを楽しんでいます。酸味はそれほどなく、爽やかな甘さで本当に美味しい。今の時期、マルシェにはプラム、桃、アプリコット、ぶどうなどがずらりと並び、とても色鮮やかです。
2018.08.06 19:46とりとめもなく、夢の話「おかあさんは大きくなったら何になりたいの?」と、たまに息子に聞かれます。そのたびに、ふと立ち止まって考えてしまうのです。自分のやりたいことって何だろう。これからどうなりたいんだろう。思えばずっとずっと、夢を追いかけ続けてきたような気がします。学生の頃の夢は「とにかく書くことに携わること」。そして最初に就いたのが、マニュアルライターという仕事。正しい日本語を使って、読み手のことを考えながら、いかに分かりやすく伝えるかを工夫する。「書くことに携わる」ことができた、という実感があり、とても楽しい仕事でした。しかしそこから、もっと「表現する」仕事をしたいと思うように。隣の部署でコピーライティングをしている先輩を見て、「私もやりたいです」という話をしたのを覚え...
2018.08.03 15:42非日常の楽しみ週末、母と10歳の甥っ子が日本から遊びに来てくれました。みんなでパリやストラスブール、アルザスの街を観光。5日間だったので大分慌ただしかったですが、フランスを堪能できたようです。旅行三昧の日々から日常に戻り、ひと息ついているところ。外食したいなー、お出かけしたいなー、と普段思っているけれど、しばらく外に出ていることが続くと、家で食べるご飯、家でゆったりする時間にほっとします。非日常を楽しめるのは、戻ってこられる日常があるから。長い目で見れば、このフランス生活も十分「非日常」だけど、今はこれが私達の「日常」。ストラスブールに帰ってくると、少しほっとします。